更年期といえば
ホットフラッシュ
疲労感
気分の落ち込み…
などの症状ばかりに
目が行きがちですが
実は同時に生活習慣病を
発症しやすい時期でもあります。
高血糖の血液が流れることで
血管が大きなダメージを受ける糖尿病は
その代表例で、更年期世代であれば
体型や既往歴にかかわらず注意が必要です。
更年期の糖尿病リスクの一因は
「エストロゲンの減少」
更年期には女性ホルモンの
エストロゲンが急激に減少します。
エストロゲンには
血糖値を下げるインスリンの
働きをサポートする作用がありますが
エストロゲン量が減少すれば
インスリンの働きも弱くなるため
血糖値が下がりにくくなります。
ですから、更年期を迎える年齢になれば
今まで健康に問題のなかった人でも
糖尿病になるリスクが上がりますし
食べ過ぎ、運動不足など
普段の生活習慣に心当たりがある方は
リスクが一層高まります。
生活習慣病は、その名の通り
生活習慣に起因する病気なので
予防対策も、適度な運動を心がけたり
食生活など生活習慣の見直し、改善が
基礎になります。
更年期には糖分と脂質を
少なめにした食事に変えましょう。
油を原材料にしたドレッシングなどは避け
蒸した野菜をおかか醤油で和えたり
たんぱく質は魚や大豆から摂取。
パンといった多量の糖質を含む炭水化物は
少なめにして、ご飯にするなど
食事内容の見直しは、それほど
難しいことではありません。
ご飯をよく噛んで食べることで
血糖値の急激な上昇を
抑えることもできます。
重ね煮食事メソッドでは
砂糖や油を使うことなく
簡単にできるレシピをお届け！
食材も皮ごと使うので
食物繊維もたっぷり‼
必然的に噛む回数も増えてきます。
更年期は将来やってくる
シニアライフの質を左右する
大事なライフステージ。
今後の健康のためにも
重ね煮生活、始めてみませんか？
