原因がはっきりしないのにもかかわらず
怒りっぽかったり、気持ちが沈みやすかったり
イライラすることはありませんか？
もしかしたら更年期の始まりかもしれません。
イライラするのは自分のせいではありません。
原因を知ることで対策も練れます。
我慢するのではなく
自分の状態を知ることで更年期を乗り切りましょう。
更年期のイライラは精神神経症状といわれます。
女性ホルモンの減少が
自律神経の乱れを引き起こします。
自律神経は私たちの身体の機能
内臓の機能を司る生命維持に大切な神経です。
自律神経が乱れてしまうと身体の調子だけでなく
心の調子にも悪い影響を与えてしまいます。
自律神経は脳の視床下部が指令を出し働きます。
女性ホルモンも同じ視床下部から
指令を出し分泌されるホルモンなので
女性ホルモンと自律神経系は深い関係があるのです。
自律神経は、交感神経と副交感神経の
2つに分類されます。
交感神経が優位に働くと生体活動は
興奮・汗をかく・心拍数が上がります。
また副交感神経が優位に働くと
リラックスし眠くなる・血圧が下がる
心拍数が減るなどの活動がみられます。
更年期で女性ホルモンバランスが乱れることにより
交感神経と副交感神経のバランスも乱れてしまい
イライラなどの不調が続いてしまうのです。
ただでさえ不安定な更年期の体で
栄養が偏ったり不足したりすると不調に直結します。
●ビタミンB1・B12：自律神経の働きを整え、維持
●ビタミンC：抗酸化作用やストレスへの抵抗力を高める働き
●ビタミンE：卵巣に多く存在しホルモンの分泌を整える、血行促進
●エクオール：大豆イソフラボンから作られる成分で
女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをする
●亜鉛：性ホルモンを作るのに関与、ホルモンバランスを整える
これらの栄養素は更年期の女性に必要ですが
何よりもバランスの取れた食事が大切です。
重ね煮食事メソッドでは
更年期の女性に必要な
バランスの取れた食事を
分付き米や雑穀を混ぜたご飯と
具だくさん味噌汁で
とることをご提案。
日本人の食性にあった食べ方をすることで
必要な栄養をじゅうぶんに
摂ることができるんですよ。
あなたも、今いちど
自分自身の食生活を見直してみませんか？
