最近、体重増加がとまらない!
こんなお悩みありませんか?
更年期になって
「急に太りやすくなってきた」
という悩みを抱えている方は
意外と多いんですよ。
更年期に太る主な原因は
加齢によって引き起こる身体機能の変化と
女性ホルモンの急激な減少で
若い頃の太る原因とは違ってきます。
基礎代謝の低下
基礎代謝は1日の消費エネルギーの
6~7割をしめていますが
加齢と共に落ちていきます。
基礎代謝量の消費の割合は
肝臓27%と大幅に占め
次いで脳と筋肉です。
肝臓に負担がかかると、肝機能が低下し
基礎代謝が落ちるため
飲酒や食べすぎに注意が必要です。
筋肉量は30代を超えると年1%ずつ減少し
更年期では20代の15~25%も低下します。
更年期は必然的に消費カロリーが減るため
若い頃と同じ生活を送っていても太るのです。
女性ホルモンの減少
女性ホルモンのエストロゲンには
脂肪の代謝
ホルモン(レプチン)の分泌の促進
食欲抑制やエネルギー代謝を増やす
食欲亢進ホルモン(グレリン)の調整
などの役割があります。
定期的な生理周期では、
生理が終わる頃
エストロゲンの分泌の影響で
食欲が落ち着いたり、むくみがひくので
ダイエットに適している状態になります。
このようにエストロゲンは
女性の脂肪の増減に大きな影響を及ぼします。
女性ホルモンのエストロゲンが減少することで
血液内の悪玉コレステロールや中性脂肪が増加して
内臓脂肪がつきやすくなり
食欲のコントロールはしにくくなります。
同時にエネルギー代謝も低下し太ってしまうのです。
また、女性ホルモンの低下で
自律神経やこころにも
大きな変化をもたらします。
イライラ、うつっぽい、など
精神的作用で、過食に走ったり
疲れで寝込むなど
太る原因となる生活行動を
とってしまう引き金にもなるのです。
エストロゲンの代わりに大豆イソフラボン
エストロゲンの減少は、更年期を迎えれば
どんな人も避けることができません。
だからといって
無理なダイエットを始めるのは逆効果です。
栄養バランスを崩して体調が悪くなったり
筋肉量が減ってしまうと代謝が落ち
痩せるどころか
体重が増えることにもなりかねません。
筋肉はたんぱく質で出来ていることから
たんぱく質を多く含む
食品の摂取がおすすめです。
そこでおすすめしたいのが
低カロリーたんぱく質で
「畑の肉」と言われる大豆です。
大豆由来の豆腐や納豆、味噌、醤油など
日本人は昔から大豆を
さまざまな加工法で食べてきました。
慣れ親しんだ食品でダイエットできるのは
ダイエットのつらさを克服するのに便利です。
また大豆には
女性ホルモンによい影響をもたらす
イソフラボンが多く含まれています。
そしてたんぱく質を摂る際は
食物繊維の多い野菜類も
しっかり取り入れてくださいね。
食物繊維には
糖質や脂質の吸収を
防ぐ作用があります。
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