大豆のイソフラボンが
女性ホルモンのエストロゲン
と似た化学構造と働きをすることがわかり
脚光を浴びています。
大豆イソフラボンは
芽になる部分に多く含まれる
抗酸化物質の一種。
細胞にダメージを与える
活性酸素の働きを
抑えてくれる優れモノです。
大豆は昔から
健康、長寿のもと
と言われてます。
必須アミノ酸をバランスよく含み
「畑の肉」とも言われる
高たんぱく低カロリーの食材。
血中コレステロールの低下
肥満防止に効果があると
いわれています。
昔から私たちの生活の
身近にあった大豆。
毎日の食生活に上手に
とりいれていきたいですね。
気を付けてほしいのは
大豆は卵、牛乳に並ぶ
3大アレルゲンの1つである
ということ。
食べ物は全て
良い面と悪い面
の両方をもっていて
食べ過ぎたり
間違った食べ方をすると
悪い面がでてきてしまうのです。
大豆の良くない面は
食物繊維が多く
消化しづらいという点です。
昔から私たち日本人の食生活と
深いつながりのある大豆。
消化しづらいという点を
どのようにして
食べていたのでしょうか?
大豆食品の代表格といえば
味噌
蒸した大豆をつぶして
麹と塩を混ぜ
ゆっくりと発酵させ
いただいてきました。
発酵の過程で
たんぱく質がアミノ酸レベルまで
分解されるので
消化しやすく
身体に負担がかからずに
いただくことができるのです。
醤油や納豆もそうですね。
先人たちは
消化しずらい大豆を
微生物のチカラをかりて発酵させ
身体に吸収しやすい形に変えて
とりいれてきました。
これぞ先人の知恵なのです。